Rakuten Miniはルーター代わりになるか
奥さん、ご存知!?
Rakuten Mobileが今、「新規でウチの回線に登録してくれたら、ちっこくてきゃわゆい楽天オリジナル端末を1円でご提供!」というトチ狂ったキャンペーンをしているんです。
しかもその「ウチの回線」というのが、ギガ数無制限で1年間無料(その後は2980円/月)という大盤振る舞いな内容で、対象エリアは若干シブい感じではあるんですがなかなかの価格破壊っぷり。
かくいうワタクシは、普段家にこもりっきりでNTTのフレッツ光回線を使い放題な上に、iPhoneはYmobile回線で割とコスパ良好な環境でありますので、「Rakuten Mobileが1年無料」の報せはスルーしておったのですが、この「Rakuten Miniが1円」は見逃すわけにはいきませんでした。
このちっこくてきゃわゆい、普段は17000円する端末が、なにせ1円ですから。何か使えるんじゃないかと思って飛びついたわけです。
ワタクシ、メインのモバイル端末としてiPhone XRを使っておりまして、前述の通りフレッツ光とYmobileで相当快適なネット環境だったわけです。
そこに追加で契約したこの「Rakuten UN-LIMIT」回線。何に使うのか、と言いますと、ズバリ「外で仕事するときのモバイルルーター」であります。
楽天回線の魅力は「ギガ数無制限」、これにつきます。
そりゃアレですよ、1日に◯◯ギガで制限がかかるとか、そういう細かいアレはありますよ。でも基本的に常識的な使い方であれば、ノマドワーカーな用途に使えるのではないかと。
Ymobileは一番安いプランですので、1ヶ月3GBのテッペンがあるわけです。ギガが切れれば500円単位で買い増すことはできますが、その煩わしさが楽天回線には無い。
魅力ですよね。
あと気になることがあるとすれば、スピードくらいなもんです。
というわけでこの記事では、自宅のフレッツ光回線(無線)に繋いだ場合と、Rakuten MiniにWi-Fiテザリング(テザリングには3種類の選択肢があって、おそらくその中で最も遅いと思われるやつ)で繋いだ場合とで速度比較した様子をご紹介します。
2回目
2回目
話にならん。
1/9くらいの速度です。
分かりやすく言えば、フレッツ光では4K動画もサクサク見れてたのが、Rakuten UN-LIMIT回線だと強制的にHD画質かそれ以下に抑えられる感じでしょうか。
ただこれ、テザリングの中でも一番遅いやり方で計測したものなので、BluetoothテザリングやUSBテザリングならもちっと速い数字が出るかもしれません。
僕は面倒なのでやりませんが……
ちなみに計測場所はバリバリ楽天エリア内です。
まー仕事で使う分にはいけるかもですね。僕(グラフィックデザイナー)の場合、1GB近くのファイル受け渡しが発生することがあるのですが、時間さえ掛ければいけるかもしれません。いっぺんやってみよ。
AirPods Proを1ヶ月使って分かったこと
AirPods Proをこないだ買いまして、そのいきさつやファーストインプレッションはこちらから見てもらいたいのですが、
今回はそれの後日談。
「Appleはん、ここなんとかしてくれまへんか?」という内容が主になります。
AirPods Proを買おうかどうか迷ってる方の参考にもなるかと。
AirPods Proの気になるところ①
本体でボリューム調整ができない
これはもうハードウェアの話なのでどうしようもないとは思うんですが、AirPods Proは本体でボリュームの上げ下げができません。
iPhoneとかMacBookとか、繋いでいるデバイスでボリューム調整するしかないんです。これはちょっと不便。まーAppleらしい割り切り方やなとは思いますが。
AirPods Proの気になるところ②
音の遅延が出やすい
これ割と顕著なんすよ。なんとかしてほしい。
音の遅延というのは、まーいわゆる「いっこく堂状態」です。
で、これが現れる条件というのは割と分かっています。普段僕はMacBookと連動させていることが多いんですが、遠くに行ってプチプチと接続が切れたとき、戻ってくると遅延が発生することがたまにあります。3割くらいですかね。
あとMacBookが忙しいときもよくなる印象です。画像処理とかにリソースを割かれすぎてBluetoothがおろそかになっちゃってるのかなーと勝手に思ってます。
左右でレイテンシがズレることもたまにあります。どういうことかというと、いっこく堂で例えるなら「左右でいっこく堂の遅れ具合がズレる」という感じ。
右の音と左の音がほんの少しズレるんです。するとどうなるか。エコーがかかったようなグワングワンした感じになります。非常に鬱陶しい。
対処法も分かってます。
一旦AirPods Proの接続を切って、
再度つなぎ直す。これで大体治ります。mixiのアイコンあるのウケるね。
AirPods Proの気になるところ③
Siriが返事してくれない
これはマジでなんとかしてくださいAppleさん。
ファームウェアアップデートでなんとかなるっしょ。
どういうことかというと、「ヘイシリ」って言ったときに普通は「ピピッ」てなるところ、AirPods Pro経由だとその「ピピッ」が無いんですよ。
こっちの「ヘイシリ」を認識してるのかしてないのかが分からないんですよ。
最初全然ピピッって言ってくれないので「ヘイシリ」の後ずっと黙ってたら、「はい、聞いてますよ」って言われてキレそうになりました。
それ以外は最高!
それ以外は最高です。トータルで見て全然アリなデバイスです。
特にノイキャン。最高。
「ノイキャンだと周りの音聞こえないし、でもボリュームはあまり上げたくないし…」という方、「片耳ノイキャン」試してください。左耳で周囲に気を配りつつ、右耳はノイズをきっちりカットしながらクリアな音質。最高です。サイコーーー!
AirPods Proを買った話②
こ、こ、こ、買うたで〜〜〜!
AirPods Pro!
ケースのカバーも買っちゃいました。
これだけ先に届いた。中身は明日到着予定。#AirPodsPro#AirPodsProケース#iPhoneがproductredなんで色を合わせましてん
iPhone XRのプロダクトレッドに合わせようと思ったんですが、まあ全然違う赤でした。カバーの赤が出たての鮮血だとすると、iPhoneの赤は殺人現場にこびりついてる血痕ですわ。
いいんですいいんです。こういうのは気分のもんなんで。
イエーイ!開封!
えっこのシールってフィルムも一緒に剥がせるやつじゃないの?
単独で取れるタイプ?
まあいいや、ペアリング。
写真がクルクル回っとる。シャレオツ!
それを見守る志村。
カナル型無理〜な人にも十分オススメできる!
耳穴が密閉されるカナル型が苦手な僕ですが、結論から言うと「開放型と全く同じというわけにはいかないものの、全然イケる!」です。
AirPods Proには
・ノイズキャンセリング
・外部音取り込み
・オフ
の3つのモードがありまして、「オフ」にするとさすがに他の密閉型イヤホンと同じ感じでした。自分の足音や咀嚼音が増幅されるあの不快感。
ところが「ノイズキャンセリング」「外部音取り込み」は、それぞれ真逆の機能であるにも関わらず、「カナル型にありがちな圧迫感がほとんど無い」という点で共通するんですね。少し不思議(SF)。ほんま素晴らしい。
そしてノイキャンはむちゃくちゃ効きます。SONYの高いやつよりは劣るーみたいなレビューも見たことありますが、まーそれはそうなんかもしれないですけど、全然感動レベルです。
ウチの8歳児に試させたら「すげーすげー」と興奮してました。
カミさんはただひたすら「怖い……怖い……」と怯えてました。
外部音取り込みも良かった。これなら散歩も安心。
ただね、ノイキャンも外部音取り込みも、多少は足音やら咀嚼音やらは大きく聞こえます。僕的には全然慣れるレベルですが、その辺繊細な人はもしかしたらまだ抵抗あるかもです。
もしかして、東日本大震災のときの「ポポポポーン」が新型コロナの「ニャン白宣言」なのではないか。
— コマ@雪崩式 (@coma_nadare) 2020年3月20日
これ全然バズってないんですけど!チェだぜ!(ゾフィーの人)
MacBook Proのトラックパッドが固い話②
昨日の続き。
内蔵バッテリーがパツンパツンになっているせいでトラックパッドが固くなっているのを、調整ノッチを触らずにどう解決したか、という話です。
これはもう、見てもらうのが早いでしょう。コチラです!
開いた状態のMacBook Proを水平方向から見た図です。
奥の上の方にある黒い四角はディスプレイ。
分かりますかね?
裏蓋を閉めることを諦めました。
閉めちゃうから、バッテリーに押されてトラックパッドが固くなるんですよ。
だったら閉めなきゃいいじゃない、ということです。
裏から見るとこんな感じです。
赤丸のついた箇所がちょうど、トラックパッドの裏側になります。
ここだけネジを留めてません。
バッテリーが膨らみたければ膨らめばいい。
でもトラックパッドにもストレスは与えない。
そういう戦法です。
結果、トラックパッド下のスキマが開きっぱなしの野放図となりました。
もちろんホコリが入らないように、とかは配慮が要りそうですが、トラックパッドのクリック感は非常に快適になりました。
MacBookのトラックパッドカチカチ問題に悩んでいる方、自己責任ではありますけども、こういうやり方もありますよということで。
ほんまはバッテリー交換したい……
MacBook Proのトラックパッドが固い話①
MacBook Proを使っている人なら分かってもらえると思うんですが、トラックパッドって使ってるうちに固くなってきません?
トラックパッドというのはココです。
買った当初はスコスコ押せるんですが、数年使ううちにギュッギュッと力を入れないとクリックができなくなります。
僕はもうギュッギュッするのが嫌になったので、軽くタップするだけでクリック認定してくれるようにトラックパッドの設定を変えました。おかげで誤クリックは増えましたが、手首の健康は守られました。
とは言え、ドラッグアンドドロップなんかは依然ギュッギュッしないといけません。ギュッとしないと、ドラッグしたのかただただその場に指が佇んでいるだけなのか認識されないからです。
僕はIllustratorでベジェを描くときもトラックパッドしか使いません。なのでドラッグするのに筆圧ならぬ指圧(ゆびあつ)を強めないといけないのは、結構死活問題です。
手首も痛くなりますし、肩甲骨まわりが異様に凝ります。
そこでトラックパッドを調整することにしました。
えっそんなのできるんですか?
ビックリですよね。そういう機能はMacBook Proには備わってません。
でもできるらしいんです。やってる人がネット上にはチラホラといます。
(あくまで自己責任ですよ!)
例えばこのひと。
MacBook Proの裏蓋を開けて、バッテリを外したら現れるトラックパッドの固さ調整ビスをイジることで、見事トラックパッドの調整に成功しています。
作業自体も、写真を見る限りさほど難しくなさそう。
裏蓋を外す作業も、前に使っていたMacBook Proで経験済みです(HDDをSSDに換装しました)。
よっしゃ、いっちょやったるか!
ワシにはこの秘密道具があるんじゃい!(みせびらかしたいだけ)
カッコええでしょう。最近買いましてん。
これマジでオススメです。
で開けてみたんですけどね。
参考にしてたブログのと全然構造が違ったんですよね。
…………。
まー無理ですわ。
構造が分からん機械を見よう見まねでイジる勇気は持ち合わせてないんですわ。
無理でしたーチャンチャンという話ではあるんですけど、これには続きがありまして、フタを開ける時にちょっと違和感があったんですよ。
ひとつひとつネジを外すときに「パンッ、パンッ」って、しなっていた鉄板が元に戻ろうとする感じ。分かりますかね?巨乳がシャツのボタンを外すときにパツン、パツンってなる感じ。
要は、中がパツンパツンに膨らんでるんですよ。
バッテリーですわ。バッテリーがパツンパツンになっとるんでるんですわコレ。
でですね、トラックパッドが効きにくくなってくるのはこの膨らんだバッテリーも一因になっとるようなんです。
トラックパッドがバッテリーに押されて、クリックが認識されにくくなってるみたいなんですよね。
これを見て小生、ピコーーーンときました。
トラックパッド調整ネジには行き着けなかったけども、なんとかこのバッテリーの圧力を逃がす方向でトラックパッドを復活させることができるんじゃないか、と。
(結論だけ先に言うと、若干の改善に成功しました)
どうやったと思います?
ねえ、どうやったと思います??
今日のタイトルに①って付いてるのなんでやと思います?
というわけで、正解は明日に引っ張ります!
分かった方はコメント欄にて。
あと巨乳の例えは完全に蛇足でした。
AirPods Proを買った話①
AirPods Proを買いました。まだ届いてないけど。
買うつもりはありませんでした。
今までいくつかのカナル型(密閉型)イヤホンを使ってきて、「密閉型は俺に合わん」ということが分かっていたからです。
あの圧迫感、増幅される咀嚼音や自分の足音など。
周囲の音が聞こえにくくなるのもマイナスポイントでした(散歩中に使うので)。
でも買ってしまいました。
理由は2つあります。
外部音が取り込めるらしい
AirPods Proには「外部音取り込みモード」というのがあるそうです。
外部音が取り込めるということは、あの圧迫感もいくぶん和らぐ可能性があります。
通気孔があるらしい
イヤホンに通気孔?そこから音漏れへんの?という疑問はさておき、どうやらこれが外側と内側の圧力を均等にしてくれるそうです。
あの圧迫感もいくぶん和らぐ可能性があります。
あとはまあ、
ノイキャンも経験してみたかった。
AirPods Proのノイキャンは優秀らしいです。
量販店でSONYの高いヘッドホンのノイキャンを試したとき、うわーー近未来!って感動したんですよね。
で、こないだ注文したのが今月下旬に届きます。
届いたらレビューします。
僕と同じような、密閉型無理〜な方々の参考になれば幸いです。
明けましてめでたくて……新春2020
頌春!2020年が明けました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ワタクシは実家にて、実家にいる時恒例の「録り溜めたVHSをデジタルデータに変換するタスク」を粛々とこなしております。
20年ほど前のオールザッツ漫才。くーちゃんが細い。
2020年はですね、もうちょっと作品づくりの比重を増やしたいなと思っとります。滑り散らかすことも多々あると思いますが、お付き合いください。