雪崩式ブログ

雪崩式総裁・コマの日記です。

NYCよもやま話13



ニューヨーク滞在中、何度もお邪魔したhpgrp gallery
ここで黒田征太郎さんが子どもを集めてお絵描きイベントをやるというので観に行きました。

どデカい模造紙を各々の体に沿ってカットし、そこに自由に木を描いていく。
一番楽しそうなのはやはり、黒田さん本人でした。
マッド造形アーティストの北出君もワイワイと参加。
もちろん子ども達もキャッキャキャッキャ言いながら、小鳥やらの小動物を描き込んだりして
自由に楽しんでました。
絵を描くのが苦手な僕は勧められても参加しませんでした。

思えば僕は、幼稚園の頃から絵を描くのが嫌いな子でした。
お絵描きの時間、何も描きたくない僕はしょうがなく国旗ばかり模写してました。
自分の描いた絵があまりに不気味だったのか、親が呼び出されたこともあったそうです。

だから目の前で楽しそうに絵を描く老若男女を眺めながら僕は、
羨望というか嫉妬というか疎外感というか
何とも形容し難い気持ちを感じていました。

自分の「好き」を貫くことは素晴らしいことです。
でも、誰もが自分の「好き」を見付けることができるとは限りません。
だから黒田さんは少年少女達にこのような機会を与えたんだと思います。

僕の「好き」は何だろね。