雪崩式ブログ

雪崩式総裁・コマの日記です。

秋山復帰に寄せて

スポニチにこんな記事が載ってました。

「「リングで恩返しを」秋山28日復帰」スポニチ Sponichi Annex ニュース 格闘技

かつて秋山オフィシャルTシャツを手掛けながらも
一方でこんなステッカーを作っている僕の意見としましては

「早ぇよ!」
の一言につきます。

いつまでも感情的に秋山憎しを叫ぶつもりは無いのですが、
人殺しになりかねない大チョンボをしでかした代償が
たった10ヶ月の謹慎というのは納得いきません。

それとやはりサダハルンバの思惑が見えちゃうんですよね。
マーケットとして韓国を無視できなかったり、
ヒールとして秋山を使うことで話題作りをしたかったり。

本当はもっと早いタイミングでご紹介したかったのですが、
以前、この「すっごいすべるよ!」ステッカーを作ったときに
送料分の切手さえ送ってくれたらステッカープレゼントするよ
という企画をやったことがありました。

その時にプレゼントしたとある方(仮にFさんとしましょう)から
こんなものが届きました。

一枚の手紙と、Numberの2007年2月号に掲載された
桜庭選手の「僕がいちばん言いたかったこと」という記事のコピーです。

手紙にはこう書かれてありました。

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この度は、ステッカー、どうもありがとうございました。
最近、UWF〜最強の真実を読み、プロレスについて、考えています。
私の思い描くプロレスはUにありますが、
これからも雪崩式さんのHPやお仕事はチェックします。
本当にありがとうございます。
ステッカーは、わかってくれる人々にきちんと説明し、伝授していきます。
自分用は、とりあえずケータイに貼りました。
この件の桜庭の記事がナンバーに載っていたので、お礼に送ります。
ありがとうございました。
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同封されていた記事は非常にサクらしい、前向きな内容でした。
「秋山選手に対して特別な感情はない」と前置きした上で、
今後総合格闘技がルールのしっかりした純然たるスポーツとして歩んでいくための
これは大いなる一歩だとサクは捉えてました。
総合格闘技の発展についてポジティヴに考えるサクは
もしかしたら当事者でありながら一番冷静に構えていたのかも知れません。

Fさんありがとうございます!
勝手にお手紙を全文掲載してしまい申し訳ありません。
格闘技はプロレスと同じく、エンターテインメントでありながら
イデオロギーのぶつかり合いです。
観客が100人いれば、100通りの見方がある。
戦っているのは選手だけでないのだ。
そんなことを改めて認識しました。

秋山がどのような復帰第一戦を見せてくれるのか。
我々も100のイデオロギーをもって確認しようではないですか。