へたくそレトリック

こないだテレビで天コジvsGBHのIWGPタッグ観てたら、天山を評してアナウンサーが
「ブレーキの壊れた猛牛〜〜！」
って言うてた。

いやいやいやいや。

ハンセンのことを「ブレーキの壊れたダンプカー」って言うのは分かる。
ダンプカーにはブレーキがあるから。
猛牛はデフォルトでブレーキ無いやろ！
アフォか！

昔の話になるけど、これも新日の実況で
「まさに戦うヘラクレス！」
って言うてたアナウンサーがいてた。

いやいやいやいや。

ヘラクレスはデフォルトで戦ってるやろ。
「戦う」の後にくる名詞は、実際には戦わんやつを持ってこんと。
西村のことを「戦うソクラテス」って言ってたのは良いと思った。

パフィーがデビューしたての頃、よくシャレで
「平成のパフィー」
って表現を使ってたけど、あれと一緒。
プロレス実況はもはやギャグの域です。


言葉遊びをしたいんならもっとレトリック脳を鍛えて下さいな。
言葉まくし立てて空白埋めりゃいいってもんではないよ。