雪崩式ブログ

雪崩式総裁・コマの日記です。

雪崩式石道終了!

雪崩式と石倉道場の合同興行「雪崩式石道」@デルフィンアリーナ、無事終了しました!
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました!

というわけで雪崩式的感想をば。


多分僕は、石倉さんの熱い想いをその半分も理解してませんでした。
縁だとか、プロレスラーへの夢だとか、石倉道場の10年間の重みだとか、
文字情報としては頭に入っていたものの、どこかそれを客観視できてしまってました。

雪崩式石道フライヤ裏面に書かれてある石倉さんの挨拶文、
実はアレ、石倉さんと僕の合作です。
石倉さんが色んな紙の切れ端にあふれる想いを書き殴ったものを、
僕が「あれはいらん」「これもいらん」とバッサバッサそぎ落として編集したものです。
それができたのも多分、石倉正徳というレスラーを客観視できていたからだと思います。

昨日の興行は、そんな僕の客観視できる目を奪っていきました。
石倉道場で育った選手、石倉道場で汗を流した選手、そんな彼らが
それぞれのストーリーを背負いながらそれぞれのスタイルでぶつかり合う様は、
プロレスラー・石倉正徳の足跡を追体験しているような錯覚に陥らせ、そして
僕を客体から主体へと引きずりこんでいきました。

これは、プロレスの皮をかぶったリアリティショーだ。
男達が自らの命を賭してそれぞれの道を歩んでいく行程の結晶だ。
そんなもの見せ付けられたら、俺らは声張り上げて応援するしかないだろう。
二階のお客さん越しにヒョコヒョコ背伸びしながら、僕はそう思いました。

選手達の熱い戦いにほだされてか、売り場も大盛況!
あんなに飛ぶように自分のデザインしたTシャツが売れたのは初めてです。
プロレスファンのTシャツ屋としては、あれ以上の幸せは無いでしょう。
色んな人が話し掛けてくれるし。
もう会うこともないんやろな〜と思ってた人に会えたこととか、ほんまに嬉しかった。
知らない人に話し掛けられたりとか。
一緒に写真撮らせて下さいって言われたりとか。
わしゃレスラーか!
いいえ、しがないデザイナーです。

でもさすがに、「サイン下さい」はありませんでした。

さて、祭はひとまずおしまい!
仕事仕事!